非政治的存在がない世界におけるノンポリ - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

「生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける」と論じたのは紀貫之だが、そんなこといわれたって、誰もが歌人であるわけはない。私だって三十一文字のうたはつくらない。平安の雅な世は知らず、現代では、歌人のほうが希少種だ。だがもちろん、貫之の意図はそうではない。蛙の声に歌を感じる貫之は、人々が日常発する言葉の中に「歌」を見る。ポップソングや演歌やラップも歌であるのは当然として、もっと幅広く、声として外に出てくる人の心の端を歌というのだろう。日常に思わず口をついて出る心の叫びこそが歌だ。なんならTweetだってブコメだって歌である。そういう意味では、たしかに歌をよまないひとはいない。 人間は政治的な存在である、というときの「政治的」の意味も、似たようなものだ。たとえば私が「キムチはどうも苦手だ」と言ったとして、そこにはひとかけらも政治的な意図はない。うまいと思ったことがないとは言わないし、それどこ

[toubanjanny]

最後は器量次第なんだけど、最近は世間がノンポリを許容できなくなってると感じる。政治も露骨にアスリートを使うので、彼らをその文脈に載せざるを得なくなっててきつい。要は体制も反体制も余裕がないんだと思う。

[el-condor]

トップアスリートの件は当該のトップアスリートが政治的な発言をしておきながらノンポリを装うことへの批判であって、政治的ポジションを取らないことそのものへの批判とは別に論ずるべきでは。

[lcwin]

自分には社会的じゃないけど政治を見るのが好きだったけど、最近のインターネットによくある敵味方二元論や「原罪論や啓蒙」に名を借りたモラハラみたいなものを見て政治やニュース見るのががしんどくなっている

[Domino-R]

↓政治的発言など、政治的に聞く者にとって政治的であるにすぎない。それだけで発言者が政治意識的かどうかなどわかりはしないし、そうでなかったとして問題なわけでもない。これはそういうエントリだボケ。

[jo_30]

政治というのは集団における立ち位置の問題だ（つまり孤島の一人暮らしなら「政治」はない）。つまり「ただただ争いを避ける」のも十分に政治的立場だ。左翼右翼だけが政治ではない。

[crexist]

老子に「国家昏乱して、忠臣有り」と言う言葉がある。この忠臣と言うのが奸賊を叩くモノと言うのであればまぁそう言う事なのだろう

[vjaPj]

ノンポリを許さないってよりは敵か味方を区別させ敵なら叩くって脅しの方が近く感じた。そういう争いに巻き込まれたくないからノンポリの人もいる。立場表明すると極論まで承認したように勘違いされるリスクもある。

[yhaniwa]

これだけ考えて選ぶ選択に嘘はない。それは正解か間違いかではない。

[turanukimaru]

カリキュラムに無い、例えば数Cを教えるべきか？というのは確かに政治的な問題だ。問題は出来ることを増やすのは楽しいが出来ないことが増えるのは息苦しいってとこ。できることを増やす分には胸を張っていいのでは