日経平均終値、４営業日ぶり値下がり…９７５円安の３万８１２６円

１日の東京株式市場は全面安だった。日経平均株価（２２５種）の終値は、前日比９７５円４９銭安の３万８１２６円３３銭だった。４営業日ぶりに値下がりした。下げ幅は一時１３００円を超えた。 前日に日本銀行が金融政策決定会合で、利上げを決めた。植田和男総裁は会合後の記者会見で、今後の経済指標次第でさらに利上げをする可能性にも言及した。 企業の利払い負担が増すことへの懸念から、幅広い銘柄が売られた。金利上昇が業績に逆風となる不動産が大幅に下げた。利上げによって外国為替市場で円高・ドル安が大幅に進み、自動車をはじめとする輸出関連銘柄の下げも目立った。 東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は９０・５７ポイント低い２７０３・６９。