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全身が動かなくなる難病ALSに、初の治療法。「自力で寝返りを打てた」例も | 日刊SPA!
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全身が動かなくなる難病ALSに、初の治療法。「自力で寝返りを打てた」例も | 日刊SPA!
「ALS(筋萎縮性側索硬化症)の症状を、副作用のリスクなしに改善させたのは、私が知る限り培養上清によ... 「ALS(筋萎縮性側索硬化症)の症状を、副作用のリスクなしに改善させたのは、私が知る限り培養上清による治療が世界で初めてです」 こう語るのは、再生医療の研究や治療の第一人者で『驚異の再生医療』などの著書がある、名古屋大学名誉教授・上田実氏だ。くしくも6月21日は「世界ALSデー」である。 医療技術の発達によって、これまで不治の病といわれてきた病気が、症状を改善できるようになったり、完治するようになってきた。しかし、現在でも、病気の原因がわからず、有効な治療法がない病気が多くある。有効な治療法がなく、厚生労働省が難病に指定しているものだけでも、現在のところ333の病気がある。 冒頭に挙げたALSも難病指定されている病気の一つなのだが、多くの方にとってはなじみのない病気かもしれない。それもそのはずで、日本でこの病気を発症する人は10万人あたり1〜2.5人とあまり多くない。現在、日本では約1万人