日本学術会議問題での政府の説明責任について｜弁護士ほり

学術会議の任命拒否 日本学術会議の任命拒否問題については、これまで2回、記事をnoteで書きました。 本稿を書いている時点で事態はほとんど進展していませんが、いずれにしても菅政権は、６名の任命を拒んだ理由を説明する必要があります。 例えば「日本学術会議は軍事研究に否定的であり、この6名も軍事研究に反対しそうだから政府は拒否したのだ」と推測する声があります。また一方では、著作や研究の傾向と関係があるのではないかと想像する意見もあるでしょう。 政策判断に基づく任命拒否が可能だと仮定しても･･･ 以前述べたように、私は、日本学術会議法の趣旨からも、また過去の法改正の前提となった国会答弁からも、内閣総理大臣が自分の政策目的で自由には学術会議の会員の任命を拒否することはできないと考えていますが（詳しい理由は以前の記事参照）、菅政権の見解はそうではないようで、総理は政策上の都合で、自由に会員の任命や拒

[root324ip]

最近の、「俺たちのためにがんばっているお上に逆らうのが悪」というまちがった民主主義観は、戦後教育の敗北だと思っている。もしくは自民党政権の勝利。

[cinefuk]

民主主義は民が主で、公僕（public servant）は民に奉仕する。上下関係を取り違えるな。俺たちが上司だ『会社の人事に喩えるのはまったくの見当違い。菅総理大臣は国民の上司ではないし、国民は総理大臣の部下ではない』

[heyheyhey]

会社の人事に喩えるのはまったくの見当違い（中略）菅総理大臣は国民の上司ではないし、国民は菅総理大臣の部下ではない。

[temtan]

前から思っていた事だけど、会社に例えるなら（国の主権者である）国民は（会社の主権者である）株主に相当すると思う。

[ryusso]

国民が主権者なんだから人事のことを国民に説明するのが当たり前なんだよ。部下は社長に「こうこうこういう理由なのでこういう人事にしました」とね。

[tor4kichi]

レッドパージが背景にあるから単に表看板だけ批判するなら中国の覇権主義にちゃんと対応してくれる政府のほうがまだ信頼できるという壁を超えられない。スパイ防止法を前向きに議論すべきでは。

[coper]

”菅総理大臣は国民の上司ではないし、国民は菅総理大臣の部下ではない”：そのとおり。これに限らず、市井の事業会社の論理を基に事業会社ではない組織・団体の人事制度に口出しするのが嘆かわしい。

[usi4444]

「そのことについて国民が次の選挙で支持しようとしまいと、それは国民の選択です。そして国民が判断し選択するには、必要な説明を受けなければなりません。」

[zazenzazen]

全てに賛同します。

[PROOF]

この問題は長引きそう。