予想をしなかった偶然を活かしたキャリアアップ～計画的偶発性理論・出口治明先生の場合 ｜しあわせめがね

日本生命保険勤務を経て、ライフネット生命の創業者として有名な出口治明先生。 その後は、立命館アジア太平洋大学大学長としても活躍されます。 おもしろいのは、インタビューの中で、 金融機関に入ったのは、全くの偶然でした。 僕は法学部で学び、日本の正義のために頑張りたい、と弁護士を目指していたんですね。 と述懐しています。 ただ、万が一、司法試験に失敗したり、弁護士になれなかったりした時のことを考え、友人に誘われて受けたのが日本生命。 そこで、「司法試験に落ちたら、うちに来なさい」と言われて、本当に行くことになったのだとか・・・。 出口先生の人生、キャリアをたどっていくと、まさに、「計画的偶発理論」のお手本のようなキャリアアップをされていたともいえます。 「計画的偶発性理論」の考えによると、個人のキャリアの8割は、偶然の出来事によって決定されるそうです。簡単な要約は次の通りです。 「計画的偶発性