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療養者に占める入院者の割合(入院率)を海外と比較すると日本の「過剰入院」が浮き彫りに|コロナ禍検証プロジェクト
東京都などで新規陽性者数が増加するに伴い、入院患者も増加している。この状況が続くと医療体制が逼迫... 東京都などで新規陽性者数が増加するに伴い、入院患者も増加している。この状況が続くと医療体制が逼迫するとの懸念が高まっている。 実は、陽性になった療養者に占める入院者の割合(=入院率)を、諸外国と比較してみると、日本は格段に高いことがわかる。 日本では、コロナ療養者は「入院が原則、自宅・宿泊療養は例外」という考え方が根強く、政府分科会も「入院率が高い」現状を是としているためだ。 (冒頭写真:東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトより) 欧米の主要国に比べて入院率が格段に高い日本 まず、7月7日時点の主要国の療養者数と入院者数、入院率を比較してみたい。 「療養者数」とは、全陽性者(Total Cases)から回復者(Recoveries)と死亡者(Deaths)を差し引いた人数である。 厚労省は全国の療養者数・入院者数を毎週1回、集計発表しており、ここでは7月8日0時時点のデータ(9日公表
2021/07/23 リンク