「中身のないラノベ」≠「たいしたことのないラノベ」 - シロクマの屑籠

お前らって、とりあえずヒロインがいっぱい出てきて、抜きゲーばりに主人公がモテモテでひたすらイチャイチャするだけの中身空っぽなストーリーが読みたいからＭＦ文庫読んでるんじゃないのか？ - 主にライトノベルを読むよ＾0＾／ 上の記事のなかに、作品の出来不出来をもったいない基準で判断している人が混じっているような気がしたので、ちょっと書いておく。 なるほど、『僕は友達が少ない』や『ゼロの使い魔』のような作品は、イージーなキャッキャウフフを愉しんでもらうための、あざといライトノベルには違いない。文章は平易で、文字数も少なめ、小学校高学年でも読みこなせそうな作品だ。 こういった作品を見ると、ちょっと読書をかじった人達(特に、自分はもっと”中身のある”本を読んでいると胸を張りたがる人達)は、「中身が空っぽの作品」といったような評価をすることがある。そこまではいい。問題はそこからで「中身が空っぽの作品」

[p_shirokuma]

id:kim-peace どうもどうも。そこだけちょっと書き直しておきます。

[hobo_king]

俺ね、アメリカ系のバカらしいけど痛快な娯楽作品が大好き。若い頃には文学的で難解な映画も好んで観たけど、結局楽しめてない事に気がついた。あの頃は権威主義に染まって観てたんだろうな。

[TakamoriTarou]

何度も言われる話題だけど全く同感。昔はこの話題だとあかほりさとる氏で、自分の世代だと阿智太郎氏、でもって今ははがないにゼロの使い魔か。官能小説なんかはジャンル丸ごとあの手の言い方されがちでして

[SasakiTakahiro]

「ライトな作品」と「たいしたことのない作品」とを混同してはならない。

[tatsunop]

あの辺は優越感ゲームが主だからなぁ。それに付き合うくらいなら、積んでる山を崩す方が有意義かと。

[zonish1]

よくぞ言ってくださった

[packirara]

いちゃラブだけで飽きずに読ませるって物凄い才能よね。「三食カレーで1週間飽きさせない」的な職人芸。

[shimomurayoshiko]

自分を含めた権威主義者の亡霊や魂を効率的に殲滅する兵器が欲しい。そりゃあ、文化だとか文学だとか重き価値で戦争されたら歯は立たんが、それを楯にクオリティ論さえ殺されるのはアンフェアだ。

[thun2]

本当につまらんものは、こうなんというか、継ぎ接ぎ感みたいなのを感じ取れますよね。さすがに受け手はそこまでバカじゃありませんよ。

[dododod]

”何を足しても、何を引いても、クオリティが下がる”

[heppokoneko]

"「ライトな作品」と「たいしたことのない作品」とを混同してはならない"

[REV]

枠の中で最善を尽くす人を枠外から言及することについて。枠内で最善を尽くしても大枠を超えることが難しいのは言うまでもないとして。蒸気機関車を改良しても空は（たぶん）飛べない。

[vid]

↓官能小説云々のくだりで七度文庫を思い出した（笑）

[kim-peace]

連載は特になかったような・・・？　＞『僕は友達が少ない』の作者さんも連載を休んでおられるという