エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
幕末の円ドル通貨戦争/佐藤雅美「大君の通貨」
幕末開国後の為替レートの問題を描いた歴史小説。 事の発端は幕府が海外の圧力に押し切られ、 貨幣の重... 幕末開国後の為替レートの問題を描いた歴史小説。 事の発端は幕府が海外の圧力に押し切られ、 貨幣の重量に基づいて、 1ドル貨幣:一分銀=1:3 と決めてしまったこと。 本来、公正な交換レートを定めるのであれば、 一小判:一分銀=1:4(日本国内での交換レート) 一小判:1ドル貨幣=1:4(上海での交換レート) という実情を踏まえ、 1ドル貨幣:一分銀=1:1 とすべきだった。 ゆえに来日した外交官・外国商人は、 「ドル→一分銀→小判→ドル」と回転するだけで3倍の儲け。 アメリカの外交官ハリスはこの方法で大儲けしたという。 もちろん幕府も手をこまねいていたわけではない。 外国人との交換用貨幣として、 一分銀と重量はそのままに3分の1の価値の二朱銀 を用意して対抗策も講じた時期もあった。 しかし幕府側の財務に精通した人物が左遷される不幸もあり、 いいように振り回されたあげく、小判の海外流出に混乱