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「シティ」で「ポップ」なはずの山下達郎は、まだ発展途上だった日本が生み出した幻想だったのか。今となっては滑稽で悲しい | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
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ラジオを聴いて頭をよぎった「忠誠」という単語 もう何年も前だけれど、ラジオで山下達郎さんが、アナロ... ラジオを聴いて頭をよぎった「忠誠」という単語 もう何年も前だけれど、ラジオで山下達郎さんが、アナログレコードとデジタル録音の違いをコップに水を貯めることに例えて解説していた。コップにバケツの水を入れようとすると溢れる、その溢れた部分が「グルーブ」といわれるもので、デジタルは水を注ぐものがコップではなく風呂桶サイズだから溢れるわけがない、みたいな内容だった。およそ頭が論理的でない私でも、「なるほど!」となった。 知性とは自分の頭で考え発言できる性質を指す。むずかしいことやぼんやりとしていることを噛み砕いて話せることは知性だと思う。山下達郎さんを知性のある人だと勝手に思い込んでいた。7月9日放送のラジオ番組「サンデー・ソングブック」を聴くまでは。あの日のラジオでの、ごくシンプルな話を、ずらしにずらし、こねくり回して、自己防衛に走る様子は知性とはかけ離れたものだった。 性暴力・性加害を知らなかっ
2023/07/11 リンク