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ブラックホール初撮影データの保存先に「クラウド」が選ばれなかった理由
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関連キーワード ハードディスク | バックアップ | データ分析 | ディスクストレージ ブラックホールの初... 関連キーワード ハードディスク | バックアップ | データ分析 | ディスクストレージ ブラックホールの初撮影にはさまざまなITが駆使された(出典:米国立科学財団)《クリックで拡大》 2019年4月10日、巨大ブラックホールの観測を目指したプロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ」(EHT)の観測チームが、初めて観測に成功したブラックホールの画像を公開した。高度なITを結集させることで歴史に残る記録的な成果を生み出した。 EHTの電波望遠鏡(光ではなく電波を観測する望遠鏡)は、南極を含む世界8カ所に分散して設置されている。それぞれの電波望遠鏡で記録された膨大な量の電波信号のデータは、米マサチューセッツ州ウェストフォードにあるマサチューセッツ工科大学(MIT)ヘイスタック観測所と、ドイツのボンにあるマックス・プランク電波天文学研究所に送られる。 一躍有名になったこのブラックホールの