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少年スポーツを「成果主義」で測る"異様"
都内で小学生の女子サッカーチームでコーチを務める男性は耳を疑った。 「今日ね。試合で5回ボールをさ... 都内で小学生の女子サッカーチームでコーチを務める男性は耳を疑った。 「今日ね。試合で5回ボールをさわらなかったら、サッカーやめなさいってママに言われたの」 小学4年生以下の公式戦。試合前に「たくさんボールをさわろう」と声をかけた直後、小学3年生の女の子にそう言われたのだ。 「好き」より「結果」を重視する親たち 息子や娘たちが通った少年団でボランティアとして指導を初めて10数年。「たまに都大会に出る程度」(男性)で、「小学生時代はサッカーの楽しさを味わってもらおう」というコンセプトで運営してきた。だが、年々、結果を急ぐ親が多くなったと実感する。 「サッカーがダメならほかのことをやらせたいと言うのですが、サッカーがダメと誰が決定を下すかと言えば親なんですね。実際に子どもたちはすごく楽しそうにやっているし、サッカーが好きなように見える。でも、親御さんはそこには目を向けない。どちらかといえば、他の
2016/05/04 リンク