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インド、中国では毎年数百万人単位でハングリーな大卒者が誕生。また、ネット・通信環境が大きく改善し... インド、中国では毎年数百万人単位でハングリーな大卒者が誕生。また、ネット・通信環境が大きく改善したことで、定型業務やIT開発を新興国へアウトソーシングできるようになった。仕事の枠を日本人同士で争っていればよい、という時代は終わった。さらに、人口減少に伴う国内マーケットの縮小も追い打ちをかけている。 (司会・構成:佐々木紀彦) 【対談(その1)はこちら】 ――第1回目の対談では、藤原さんから、「グローバルで勝負するエリート以外の人々は、コミュニティで働くことになる」との未来予測を伺いました。そして今後、日本の企業がさらに海外へと脱出し、失業率が上がるのではないか、という話になりました。 渡邉:日本経済は1997年をピークに下がり続けているにもかかわらず、失業率はずっと上がっていません。2012年9月時点の失業率は4.2%で、先進国の中ではドイツと並んで低い状態です。この数字が、どこかで一気に
2012/12/15 リンク