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東武鉄道が2017年夏からの運行開始を目指す蒸気機関車(SL)の復活運転。その主役となるSL、C11形207号... 東武鉄道が2017年夏からの運行開始を目指す蒸気機関車(SL)の復活運転。その主役となるSL、C11形207号機が8月19日、ついに東武の線路上に姿を現した。1941(昭和16)年に製造され、現役時代から引退後の保存、そしてJR北海道の手によって復活を遂げてからこれまでの間、一貫して北海道を活躍の場としてきた機関車は、今度は日光・鬼怒川エリアを舞台として走り出す。 東武日光線南栗橋駅(埼玉県久喜市)の近くに位置する南栗橋車両管区。19日の朝、ここに札幌ナンバーの大型トレーラーが現れた。荷台には緑色のシートをかぶった大きな物体が……。実はこれこそが、北海道からやってきたC11形207号機だった。 輸送のために煙突や運転室、ヘッドライトなどを取り外した状態のため、カバーが掛かった状態ではそれが機関車だと知るのは難しい。だが、作業員がカバーを外すと、黒光りする鋼鉄の車体が現れた。部品の一部が取り