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パナソニック、円安で利益350億円上振れも
2期連続で7000億円を超える巨額の最終赤字を計上したパナソニック。今期は3期ぶりの最終黒字化目標を掲... 2期連続で7000億円を超える巨額の最終赤字を計上したパナソニック。今期は3期ぶりの最終黒字化目標を掲げるが、その実現はリストラ計画を敢行できるかどうかに懸かっている。 3月末発表の中期計画を、期初計画でも踏襲 パナソニックは5月10日、前2012年度(12年4月~13年3月)の決算発表に合わせて、今13年度の業績見通しを発表した。今年度は売上高が7兆2000億円(前期比1.4%減)と3期連続しての減収ながら、営業利益は2500億円(同55%増)と復調を計画。前期は7542億円の巨額な赤字を余儀なくされた最終利益については、今期は500億円の黒字に転じるとしている。 もともとパナソニックは、今年3月末に発表した新中期計画(2013年度~15年度)で、最終年度となる15年度の営業利益3500億円、営業利益率5%以上とする経営目標を掲げていた。同時にそれに向けたロードマップも示しており、13年