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日本発の仮想通貨「カルダノエイダ」の光と影
「スタート時がフェアだったのかどうかという質問に何度も何度も答えるのは正直うんざり。過去は過去で... 「スタート時がフェアだったのかどうかという質問に何度も何度も答えるのは正直うんざり。過去は過去でしかない」 「投資をした方々は間違いなく得たものがある。またその価値は投資した当初と比べてかなり上回っている」 今年1月下旬、記者の取材に彼はそう息巻き、不満げな表情をみせた。彼の名はチャールズ・ホスキンソン氏。ビットコインと並ぶ代表的な仮想通貨(暗号資産)イーサリアムの開発に携わった経歴を持つ。現在は新しいブロックチェーン技術である「Cardano」(カルダノ)の開発を手がけている。 詳細は後述するが、資金と人材における貢献度からカルダノは「日本発」の仮想通貨と言える。しかし、開発資金を調達するために行ったICO(イニシャル・コイン・オファリング)で、「まるでマルチ商法だ」「情報弱者をあおっている」との批判を受けた。そのため、日本の仮想通貨業界で表立って話題にする人は少なかった。だが、その存在
2019/07/10 リンク