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苦悩する「沖縄の保守」 翁長氏と対峙した県議 - 藤田直央|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
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苦悩する「沖縄の保守」 翁長氏と対峙した県議 - 藤田直央|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
「沖縄の保守」という存在 日本復帰後の沖縄を考える時、忘れてはならない存在がある。「沖縄の保守」だ... 「沖縄の保守」という存在 日本復帰後の沖縄を考える時、忘れてはならない存在がある。「沖縄の保守」だ。 戦後日本の外交・安全保障の基軸は日米同盟であり、極東の平和と日本の防衛に沖縄の米軍基地は欠かせない――。そう唱える政府に対し、「沖縄の保守」は葛藤しつつ協力し、基地負担軽減と振興を進めようとしてきた。 現実の中で郷土の発展をつかみ取ろうとする「沖縄の保守」は、「基地のない島」という理想を掲げて政府に厳しく臨む「沖縄の革新」とぶつかってきた。1972年に日本に戻った沖縄での知事選をはじめとする主な選挙は、今回の参院選沖縄選挙区に至るまでそんな構図の繰り返しだ。