安倍政権は自らの政治的負債の重みで自然倒壊した - 木下ちがや｜論座アーカイブ

安倍政権は自らの政治的負債の重みで自然倒壊した 「時間かせぎ」で積み上げられた瓦礫の山を乗り越えるのは誰か 木下ちがや 政治学者 一度目の悲劇、二度目の笑劇 「ヘーゲルはどこかで、すべての偉大な世界的事実と世界史的人物はいわば二度現れる、と述べている。彼はこう付け加えるのを忘れた、一度は偉大な悲劇として、二度目はみじめな笑劇として」（注1）。 カール・マルクスの名著『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』の冒頭で語られる、このフランス革命を覆したナポレオン・ボナパルトの「悲劇」、共和制を覆した甥ナポレオン三世の「笑劇」の反復が、二度の安倍政権に例えうるかはまだ定かではないが、ともあれ、このマルクスの一節はいままっさきに頭に浮かぶことだろう。だがそれは病苦という自然の帰結ではなく政治帰結、すなわち、「戦後レジュームからの脱却」を謳い日本国憲法の改正を掲げたものの道半ばで辞任に追い込まれた「一

[mangakoji]

「政権運営に失敗した民主党政権を反復するだけの「二度目のみじめな笑劇」に終わるだろうか」そうなるでしょうね。政権をとっても国民は半年くらいしか待たないでしょう。それまでに壊れた日本をなおせない

[piripenko]

“戦後75年…日本社会の変化に適応し自己変革を遂げてきたのは野党よりもむしろ自由民主党” “重大な政変がこれから起きるにあたって、「これまでどおりにいく」とタカをくくっている勢力は朽ち果てるのみ”