G8開催地のラクイラ、余震があれば首脳は避難

イタリア中部ラクイラ（L'Aquila）で、大地震から3か月目に行われた追悼式典に参加する女性（2009年7月6日撮影）。(c)AFP/Filippo MONTEFORTE 【7月7日 AFP】3か月前に大地震に見舞われたばかりのイタリア中部ラクイラ（L'Aquila）で開催される主要国（G8）首脳会議で、万一、大きな余震が発生した場合、各国首脳には避難勧告が出される見通しだ。同市の市民保護当局が6日、発表した。 同局によると、サミット会場となる警察学校の建物は、4月の大地震を越える規模の地震にも耐えうる設計となっているが、マグニチュード4を越える規模の地震が発生した場合、安全上の理由から、各国首脳には避難してもらうことになるという。 マグニチュード6.2の4月の地震では、299人が犠牲となり、7万人が住居を失った。以後、同地では3か月が経過した現在も、マグニチュード5以上の余震が続いてい