クリムト最後の肖像画、136億円で落札 欧州最高額

ロンドンのサザビーズ競売所で公開されたグスタフ・クリムトの肖像画「Dame mit Facher（扇を持つ貴婦人）」（2023年6月20日撮影）。(c)Mathilde BELLENGER / AFP 【6月28日 AFP】オーストリアの画家グスタフ・クリムト（Gustav Klimt）が描いた最後の肖像画が27日、英ロンドンで競売に掛けられ、欧州での美術品オークションとして過去最高額となる7400万ポンド（約136億円）で落札された。 出品されたのは「Dame mit Facher（扇を持つ貴婦人）」で、競売大手サザビーズ（Sotheby’s）が主催した。 欧州の美術品競売では、2010年2月に落札されたアルベルト・ジャコメッティ（Alberto Giacometti）の「歩く男I（Walking Man I）」に付けられた6500万ポンドがこれまでの最高額だった。(c)AFP

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