「霊性」をテーマに絵画や書 愛知・碧南市の美術館で企画展：朝日新聞デジタル

「霊性」をテーマにした企画展「顕神の夢―幻視の表現者―」（朝日新聞社共催）が5日、愛知県の碧南市藤井達吉現代美術館で始まる。霊的なものを感じ、幻を見るなどして人知を超えた「何か」をとらえようとする表現者の絵画や書、立体作品など120点余りを紹介する。2月25日まで。 村山槐多（かいた）、関根正二ら大正期に活躍した画家、岡本太郎ら著名人から新進作家まで、時代やジャンルを超えた51人の作品を集めた。新たな光をあてたり、日本の近代美術史とは異なる「霊性の尺度」で測り直したりして、作品が持つ豊かな力や精神性を再発見している。大長悠子学芸員は「一見、わかりにくい作品でも魂に響くものがあると思う。自分と共鳴する作品を見つけてもらえたら」と話した。 月曜休館（1月8日、2月12日は開館）。1月9日、2月13日は休館。作品の一部に展示替えあり。問い合わせは、同館（0566・48・6602）へ。（小林裕子）

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「顕神の夢―幻視の表現者―」於碧南市藤井達吉現代美術館。「一見、わかりにくい作品でも魂に響くものがあると思う。自分と共鳴する作品を見つけてもらえたら」https://twitter.com/hekinankoho/status/1742803044793000006