大腸がん、薬選びを助けるキット 「メチル化」の状況を検出、世界初：朝日新聞デジタル

進行・再発性の大腸がん患者のより良い治療薬を選ぶために、遺伝子の働きを抑える「ＤＮＡメチル化」の状況を調べる検出キットが、国内で販売される。理研ジェネシスが東北大学と共同開発し、厚生労働省が６月下旬…

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大腸がん薬物療法では原因遺伝子に応じて攻撃する「分子標的薬」が使えるようになってきた。だが、すべての患者に効果はない。例えば、「抗ＥＧＦＲ抗体薬」は「ＲＡＳ遺伝子」に変異がある人は効きにくい