「医師の働き方改革」報告書、取りまとめに暗雲 残業「年1860時間」案めぐり - 弁護士ドットコムニュース

「医師の働き方改革に関する検討会」が3月15日、東京・霞が関の厚生労働省であった。地域医療を確保するためやむを得ない場合に「年1860時間」までの残業を勤務医に認める案について、2日前に続いて意見が噴出。了承に至らず、取りまとめは次回に持ち越された。 ●「年1860時間」適用にはいくつものハードル 報告書案では、すべての勤務医が2024年4月時点で、業務の大幅増などの状況におちいったとしても休日労働込みで「年960時間」までの残業となることを目指す一方、やむを得ない場合には「特例」として、「年1860時間」までの残業を容認するとしている。 「年960時間」は一般労働者の上限と同じだが、「年1860時間」はその2倍近くの水準だ。 具体的には、医師不足のため「年960時間」を守ると地域医療の提供に支障が出る恐れがあったり、若手研修医が技能を集中的に磨いたりする場合などに、特例の適用を限定する。

[AFCP]

"了承に至らず、取りまとめは次回に持ち越された" 関係者の利害があまりに対立しすぎているので、まとめるの大変だろうな……というか、まとまるのか、これ。資料はこちら https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03965.html に。

[DrPooh]

事務局案に若干の修正が落とし所でしょうか。医師偏在対策の整合性で上限引き下げの数字目標を書けないとのことですが，むしろ働き方に需給政策を合わせる，くらいのことを言ってもいいような。

[cometlog]

“「人間らしい生活ができる水準ではない」”

[paravola]

（いかに秀才ぞろいでも、応召義務と参入制限と労働規制をいっぺんに満たすのは無理な話）「人間らしい生活ができる水準ではない」／武勇伝を振りかざすベテラン医師の意識改革が肝

[REV]

そろそろ、診療報酬値上げに際してはハツカネズミの如く、医師増員と他職種の医師業参入を拒むこと獅子如し日本医師会がコメント欄で活躍する時期。

[toycan2004]

経営者側によりすぎだよなぁ。ただ残業をどうにかするには医師の報酬アップが必要でそうなるとその財源となる保険料値上げに手をつけざるを得ないような