三菱モルガンに集団訴訟、クレディＳのＡＴ１債損失で52億円請求

クレディ・スイス・グループが発行し、今年３月に全額が無価値になった永久劣後債（ＡＴ１債）を巡って同債を販売した三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券を相手取り、個人投資家らが集団訴訟を起こしたことが31日、分かった。 個人投資家など66の原告の代理人を共同で務める山崎・丸の内法律事務所が同日、取引による損失や弁護士費用など総額約52億円の賠償を求めて三菱モルガンを東京地裁に提訴した。 ブルームバーグが入手した訴状によると、クレディＳに公的支援が入るなど「存続の危機イベント」が起きた際にＡＴ１債の価値がゼロになるとした規定について、世界的にも特殊なもので原告ら一般投資家がその発生を判断するのは極めて困難だったと指摘。そもそも一般投資家に販売されるべきではなかったとし、顧客の投資経験や方針を踏まえた金融商品の販売や勧誘を求める「適合性原則」に違反したと主張している。 三菱モルガンがこうした規定につ

[dorje2009]

一般投資家に販売されるべきではないのは同意。けれどこの劣後債は2022年6月発行分で9.75％という超高金利でそれには相当リスクプレミアムが乗っていると判断して買う側も自衛すべき。売る側の説明責任はもちろんだけど

[ookitasaburou]

“相対的にリスクが高いとして個人向けには販売していなかった野村ホールディングスなど他社と比べ、三菱モルガンの積極的な販売姿勢が際立っていた。”

[lli]

個人投資家が結構いるんだよなこれ

[yas-mal]

！！＞「当局から必要があれば流動性を供給するとの表明があった後(略)勧誘を受け新たに購入」「声明後に多くの原告から同ＡＴ１債を保有し続けて良いかと照会を受けたが、(略)むしろ継続保有を勧めたという」

[ledsun]

“三菱モルガンがこうした規定について契約時の説明書類や口頭で十分に説明しておらず、同社自身が規定を正しく認識していなかった責任もある”

[call_me_nots]

“三菱モルガンはこのスイス当局の声明後に多くの原告からＡＴ１債を保有し続けて良いかと照会を受けたが、存続の危機イベントが生じる恐れが高まっているなどと説明することはなく、むしろ継続保有を勧めたという”