マジメで地味な中公新書が『応仁の乱』で37万部超、意外なヒット連発の謎

地味、硬い、文字が多い−−。この時代に「売れない」要素そろい踏みの、中公新書の売れ行きが絶好調である。『応仁の乱』の37万5000部（5月25日現在）は出版界最大の話題だ。編集長が語る新書というメディアのあり方とは。 編集長「中公は新書の極北」「中公新書は数多くある新書のなかで”極北”だと思っています。昔ながらの新書ですね。つまり第一人者が、大きなテーマを、じっくり書く」 中公新書の白戸直人編集長はそう語る。 企画から完成、出版まで平均して2年から3年、長い人だと10年近くかかるときもあるという。 白戸さんは2011年から編集長を務める。 この間、増田寛也さん編『地方消滅』の約23万部、吉川洋さん『人口と日本経済』の約10万部など時代を切り取るようなヒット作がでた。 極めつけが呉座勇一さんの『応仁の乱』だ。 幕末や戦国時代ならいざしらず、「売れない」が常識だった日本中世史で、あまりにも地味

[impreza98]

とりあえず、Kindle版出してください。

[ueshin]

新書は、岩波と中公と講談社の三社の時代に戻ってほしいほど、ひどい時事ネタが乱発されていて、週刊誌かブログかみたいになっているね。

[kyuusyuuzinn]

中公だけが特段優れてるとは思わない。講談社も岩波もたまにすごい新書出してくる。

[usausamode]

ヒーロー不在の応仁の乱。年号の覚え方かと思った人。

[You-me]

呉座先生BuzzFeedに、というのとはちょっと違うか、中公新書のやり方がメインの／中公新書は原発事故後にゴミみたいな放射能本出さなかった点も評価したひ

[cosmosquare77]

新書は岩波・中公・講談社（最近は微妙だけど）かな。星海社も面白い。/中公新書は記事で既出の２冊以外の近刊だと「シベリア出兵」「トルコ現代史」も面白かった。

[yabu_kyu]

電書版早く出してください。

[c_shiika]

年号覚えるなら、人の世は虚しい（1467）とかどうだろうか

[dmekaricomposite]

王道の勝利。中央公論新社は中公新書と婦人公論のおかげでなんとか面目を保てている印象。いま新書は中公一強、次いで岩波、ちくま。新潮社は知識人を大勢抱えているはずなのにどうして新書はあんなにひどいのか？

[Shin-JPN]

「講談社新書の質が落ちた」と言ってる人はある意味正しいのだが「α新書にノイズが多い」「本来新書の領域なネタを新書判型でない選書メチエで出してる」だけであって講談社のチェックを怠るとまずいかと。

[anguilla]

これからも頑張ってほしい。

[kk_clubm]

もうね、何が売れるかなんてわかんないんじゃないかな。後付けの理由なんていくらでもできるし。

[kamezo]

単行本１冊を１〜３ヶ月でこさえるとかいう出版社が多いこのご時世に、単価の低い新書に２年とかの月日をかけ、しかも売れているというのはすごいことだなぁ。

[ketaro0809]

“「そんな時代だからこそ、第一人者が事実を書くことの価値は高まると思ってます」お手軽に作り上げられる情報に対抗するのは、じっくり積み上げた思考——。地味ながらマジメな視座は、ますます重要になってくる”

[shig-i]

「中公新書は著者が時間をかけて書くという昔ながらのスタイルを守っていた」

[georgew]

バブルのあとに残ったのは、時流に乗ったテーマをまとめたような企画が乱発される新書市場 > 今でも岩波と中公は実直さと教養面で頭抜けた印象強い。講談社はブルーバックスの方が出色。

[u_eichi]

良書だったけど、この本だけが売れた理由がほんとにわからん。

[anus3710223]

"「新書は不思議なメディアで、今という時代に読まれないといけない。でも、すぐに古くなってしまうようなものではいけない。じっくりと考えるためのメディアだからです」"

[John_Kawanishi]

pic.twitter.com/lB1qKsb7NE

[abracadabra321]

書店に並ぶ前から買う意思があったな、これ。応仁の乱へのもやっとした感情がそうさせたのか。

[raitu]

“企画会議を通すために、編集者はあらかじめ著者からまえがきと目次案をもらわないといけない。それを会議に回した上で、最終的に企画が通るか否かが決まる。”

[kowyoshi]

次は享徳の乱から長享の乱までの、関東のプレ戦国時代がテーマの新書をぜひ(分かりやすく言うと伊勢新九郎が大名になる手前までの歴史)／まさかネタが被るとはorz

[tamasuji]

タイトルと中身が合ってない、酷い新書もある。

[SasakiTakahiro]

一周回って”極北”の価値が見直されつつある。

[blue0002]

特定分野の基本書的な使い方できる新書は中公がいちばん多い印象。老舗3社の他は1年後にはゴミになる新書ばかり。

[akihiko810]

。『応仁の乱』の37万5000部（5月25日現在）は出版界最大の話題だ。編集長が語る新書というメディアのあり方 >今という時代に読まれないといけない。でも、すぐに古くなってしまうようなものではいけない。

[kenken610]

1623年はアンボイナ事件があるから、これをヒーロー不在で覚えよう。または将来の16231年に期待

[minatonet]

これ気になってるんだが、読む時間が…

[gameshop-aki]

ヒー(1)ロー(6)オ(0)レ(0)だ、関ヶ原の戦い

[orange_putting]

私も買ったよ！

[cocoyutaka]

買った。まだ読み切ってないが、中公新書は本当に渋い。新潮がどんどん軟派になってゆくのと対象的だ。みなも書いてるようにkindleはなぜ出さないのか不思議なくらいだ。

[mcgomez]

「新書は不思議なメディアで、今という時代に読まれないといけない。でも、すぐに古くなってしまうようなものではいけない。じっくりと考えるためのメディアだからです」

[ttop]

買ってはみたものの読みきれなかった。地味過ぎて

[takeshi1479]

中公新書は良い線いってる、ただ読売系だけどな。

[BigHopeClasic]

宮脇俊三時代からの伝統なんだろうか。