【長野】飯田市配布の簡易検査キット 陰性判定後にＰＣＲ陽性 少なくとも事例２件：中日新聞Web

飯田市が全国に先駆けて導入した抗原定性検査の簡易キット無償配布で、キットで陰性と判定された後にＰＣＲ検査で陽性が発覚する事例が、少なくとも二件あったことが三十一日、分かった。このうち一件は、検査キットの使用から陽性発覚までの間にカラオケ店などを利用し、濃厚接触者が出たケースだった。 県飯田保健所によると、八月初旬、県外の男性が飯田市への帰省前に簡易検査キットで陰性を確認。帰省してから数日後に体調が悪化し、ＰＣＲ検査で陽性が発覚した。家族が感染したほか、カラオケ店などを一緒に利用した友人ら複数人が濃厚接触者と判定された。友人らは検査の結果全員陰性だった。

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「うち一件は、検査キットの使用から陽性発覚までの間にカラオケ店などを利用し、濃厚接触者が出たケース」「簡易検査で大丈夫だったからと行動し、感染を広げる危険性もある」