浜松城二の丸の発掘調査始まる：中日新聞しずおかWeb

浜松市は、浜松城二の丸があったとされる元城小学校跡地（中区）の発掘調査を始めた。江戸時代の地層まで掘り、徳川家康の築城から四百五十年を迎える城の構造を探る。 調査対象は、跡地約一万六千平方メートルのうち約千五百平方メートル。ショベルカーでおおまかに掘った後、細かい部分は調査員や作業員が手作業で丁寧に掘り進める。数十センチから一メートル超の深さまで掘る予定。 市文化財課によると、江戸時代、二の丸には藩政の中心だった御殿があった。当時の浜松城内は、最上部の本丸から順に、徳川秀忠が生まれた場所との伝承が残る「お誕生場」、二の丸と、階段状に土地の高さが異なっていたと考えられている。

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「江戸時代の地層まで掘り、徳川家康の築城から四百五十年を迎える城の構造を探る」