「社内の人間は安全だ」という神話

数々のセキュリティ事件の調査・分析を手掛け、企業や団体でセキュリティ対策に取り組んできた専門家の萩原栄幸氏が、企業や組織に潜む情報セキュリティの危険や対策を解説します。 過去の連載記事はこちらで読めます！ 最近、大手企業では清掃の回数が「作業の効率化」「無駄な間接費を極力減らす」という大義名分の下で減り、請け負う会社でも「仕事の邪魔にならないように」と、週末に実施する傾向が強まっているようです。当初は人海戦術で迅速にごみを回収していたものの、人件費を抑制するために人員を減らし、3人チームから2人チームに、ついには1人でフロア全体を清掃するという会社も少なくありません。その結果、とんでもない事を考える人が出てきました。 「社内なら安全」という油断 ある建築設計事務所では、コンペティションで発表する予定だった設計図が盗まれる事件が起きました。幸いにもシステムが異常を検知して事なきを得ましたが、

[John_Kawanishi]

欧米では複数の警備会社と契約して相互監視までさせるのかぁ

[kogawam]

無条件で信用していた無邪気な時代には人々の悲しみの値段が安かった。だから、悲しみを避けるコストは低くても見合ってた。／パスワードは財布に入れとくといいよ。

[dosequis]

うんざりしてくるなあ。と言っててもしょうがない話なんだろうけど、とにかくうんざり

[SyncHack]

無条件で信用していた無邪気さが社会全体のコスト削減に繋がっていたのだが、どこで歯車を違えたのだろうかね。金銭の問題じゃないと思うんだ。貧乏でもそれなりに幸せだった時期はあった。

[north_god]

ペイをケチった恨みから生まれたリスク管理の話かと思った

[rev-9]

当然ながらセキュリティについても、ネットエージェントのいうことをすべて鵜呑みにしたり、一人のセキュリティコンサルにずっと任せたりするのは論外ですね。

[minarai]

神話ねぇ。既にこと切れてる神話ですね

[guldeen]

客に「わが社の製品は安心・安全です」と公言してるところほど、社員からは「ウチの製品を買いたいかって？肝心の社員が買わないのに？」の声が出る件について。

[h_sabakan]

そんな神話は通用しないってば。今迄の事例が物語っているじゃないの。

[JULY]

で、極端に社員を疑う風潮が生まれて、現場を知らない人間が対策を作り、現場がルール破りの工夫を始める、という悪循環に。

[deep_one]

警備会社を二つ使って相互監視…