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戦地にささげた青春 元日赤従軍看護婦の証言:時事ドットコム
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戦地にささげた青春 元日赤従軍看護婦の証言:時事ドットコム
戦時の記憶を今 赤十字救護看護婦召集状(赤紙)〔肥後さん提供〕(一部画像を処理しています) 多くの... 戦時の記憶を今 赤十字救護看護婦召集状(赤紙)〔肥後さん提供〕(一部画像を処理しています) 多くの尊い命が奪われた先の大戦では、戦場で傷ついた傷病者を救護するため、日本赤十字社の救護看護婦たちも次々と戦地へ旅立っていった。女性の身でありながら、出征兵士と同様、「召集状」と書かれた赤紙1枚で動員され、各地で救護班が編成された。 その派遣先は満州や中国大陸、東南アジアにまで及び、傷病将兵や一般人の救護に当たった。しかし、戦況の悪化とともに過酷な勤務を強いられ、戦闘行為に巻き込まれたり、終戦後も長期に抑留されたりするなど、筆舌に尽くしがたい運命をたどった。 戦後70年近くなるこの時期に、日赤本社の協力を得て、元日赤従軍看護婦への長時間インタビューが実現した。自らの命も顧みず働いた戦時の記憶を今とどめなければ、語り継がれる機会が失われるとの思いに動かされた。 白衣の人形〔日赤本社展示室〕 平和な今