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災害史・防災史研究の今後
本特集は、二〇世紀日本において災害にどのような対策が立てられ、どのような対応がなされてきたのかを... 本特集は、二〇世紀日本において災害にどのような対策が立てられ、どのような対応がなされてきたのかを考える防災史の試みである。各論文では、防災概念の歴史的変遷や、防災における警察、消防、軍隊、科学者、市民の役割や活動を取り上げた。これらの論文は歴史研究の新たな可能性を示しているが、国民をどのように動員し、政府の管理下に置くかを示した研究として読まれてしまう危険性もある。 筆者らは、災害や防災の歴史研究の基盤をつくることをめざしている。しかし、各論文で扱った防災は、主に人的活動の側面に関わるソフト対策である。土木・建築に関わるハード対策にはほとんど触れられていない。 災害史という研究分野はまだ確立されていないし、防災史も同様である。過去にどのような災害が発生し、どのような被害があったのかがわからなければ、当然のことながら、その対策を研究することはできない。防災史は災害史研究の一部であるという立場