京都府舞鶴市の海上自衛隊は「格下げ」？基地機能縮小の可能性に市民が身構え｜社会｜地域のニュース｜京都新聞

明治時代に旧海軍舞鶴鎮守府ができ、戦後は海上自衛隊の基地とともに歩んできた京都府舞鶴市。海自が舞鶴地方隊を指揮する舞鶴地方総監の廃止を検討しているとの報道があり、市や経済界に基地機能縮小の懸念が広がっている。同じく地方総監の廃止が報じられた大湊地方隊（青森県むつ市）は２０２４年度末に横須賀地方隊（神奈川県横須賀市）へ統合され、「地区隊」や「地区総監」が置かれる方針が明らかになった。次は舞鶴なのか。 「基地はまちづくりや地域経済の振興に欠かすことができない。地域経済低下につながる舞鶴地方総監の廃止は受け入れられない」 鴨田秋津市長は８月２９日の記者会見でこう強調した。事の発端は７月、