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女性総理誕生に必要な自民党の「派閥」の変化 「お金とポストは男性が握る」現状の打破を
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迷走を極める岸田政権。この状況を打破するのは、“ガラスの天井”をブチ壊す女性リーダーの登場ではない... 迷走を極める岸田政権。この状況を打破するのは、“ガラスの天井”をブチ壊す女性リーダーの登場ではないのか。自民党の野田聖子・衆議院議員、立憲民主党の辻元清美・参議院議員、共産党の田村智子・参議院議員の3人が、党の垣根を飛び越えて語り合った。(全3回の第3回。第1回から読む) * * * 田村:自民党の派閥って何なんでしょうね。 野田:もともと私は、河本敏夫先生の河本派でした。当時は河本先生から資金やポストをガッチリもらっていたけど、小渕(恵三)総理あたりから人事の一本釣りが増えて派閥のメリットが減りました。今の若手議員は派閥のパーティーのチケットを売った代金を“上納”して、ノルマの一部がキックバックで還元されます。私が一年生の時と違って大変ですよ。 田村:やはりお金とポストは男性が握る。 辻元:ただ、中選挙区は同じ選挙区に候補者を立てるから派閥争いになったけど、小選挙区は党が公認するから派閥