マイケル・ムーアの豊かな国探し

マイケル・ムーア監督の新作『次はどこを侵略しようか（Where to Invade Next）』（日本公開は未定）は、ムーアが米軍幹部から相談を受けたという想定で始まる。 「マイケル、私たちは途方に暮れている」と、ムーアは軍人の声をまねて言う。「最後に勝利したビッグな戦争、すなわち第二次大戦以来、アメリカは連敗を喫している」 そこでムーアは答える。「俺に任せてくれ」 こうしてムーアは、空母に乗り込み旅に出る。広大な甲板でアメリカ国旗をはためかせ、「ＵＳＡ！」と威勢のいい声を上げながら。目指すは「俺が名前をちゃんと発音できる白人の国」からなるヨーロッパだ。ただし欲しいのは石油ではなく、社会を機能させるアイデアだ。 まず向かったのはイタリア。「誰もが、いまセックスをしたばかりみたいに見える」国だ。ムーアはそこでセクシーな中流カップル（男性は警官で女性はデパートのバイヤー）から、イタリアでは誰も

[AKIMOTO]

移民人口比率 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1170a.html ヨーロッパにも移民はいるし、そんなに均質度が違うようにも見えない。むしろ何代経ってもアフリカ系やアジア系を移民扱いする態度の問題では

[IkaMaru]

うわあ、今時格差や貧困を民族性のせいにすんの？ この書き手が一番イタいよ

[equilibrista]

http://wheretoinvadenext.com/

[frothmouth]

“世界中の国が、妊産婦に有給の産休を認めている。ムーアに言わせれば、それがないのは「カネが掛かり過ぎて導入できない」パプアニューギニアとアメリカの２カ国だけだ。 次にムーアは、高速鉄道でフランスのある

[kotaponx]

「隣の芝生は青く見える」ドキュメンタリーですな。ま、意図的にそういう筋書きにしてるのだろうけど。グローバル化で他所の良いところは取り入れるでもいいけど、それで全てが解決するわけでもないしね。

[quick_past]

少なくとも自給率高くて最低限、主食が安い国は飢えることは少ないような気がする。

[maniwani]

"ヨーロッパ諸国は民族の均質性が比較的高く、自立心の高い移民の国アメリカよりも共同社会的政策を取りやすいことが、社会保障制度の違いを生んでいるのかもしれない、といった原因は探らない。"