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プーチン訪日を批判報道する中国――対中包囲網警戒も
山口県長門市の温泉旅館では2人で「密談」も(12月15日) Alexander Zemlianichenko -REUTERS プーチン... 山口県長門市の温泉旅館では2人で「密談」も(12月15日) Alexander Zemlianichenko -REUTERS プーチン大統領の訪日に中国は強い警戒心を持ち、連日報道していた。特に読売新聞の取材や朝日新聞の報道、ロシアの報道官が会談後に漏らした言葉などに注目。警戒の対象は米露接近と日露接近による対中包囲網だ。 日本の報道を逆利用――「領土問題は存在せず」 なんといっても大きかったのは、プーチン大統領が読売新聞社とNNN(日本テレビ放送網)の取材を受けて、北方領土問題に関して回答した「領土問題は存在せず」という言葉だ。 筆者もその取材全文を<1>から<5>まで、すべて読んだが、その<2>には、たしかに明確に「ロシアには、領土問題はまったくないと思っている。ロシアとの間に領土問題があると考えているのは日本だ」というプーチン大統領の言葉がある。 この全文が日本語のインターネットで
2016/12/19 リンク