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英研究チームが分析 貧困がもたらすいびつな独裁者待望論|日刊ゲンダイDIGITAL
貧すれば鈍すか――。 英国の研究チームが経済的に不安定な人を分析した論文を発表した。昨年の米大統領選... 貧すれば鈍すか――。 英国の研究チームが経済的に不安定な人を分析した論文を発表した。昨年の米大統領選で米国人750人をアンケート調査したところ、トランプをクリントンより「独裁的」とみる人が多く、貧困率や失業率が高い地域の人ほどトランプに投票すると回答した。 同チームは世界69カ国、13万8000人も調べ、その結果、失業率が高い地域の人ほど「議会や選挙を気にしなくてもいい強い指導者」を好んだという。貧困層ほど独裁者を求めているのだ。 この結果は日本にも通じるものがある。ある調査によると、貧困で売春をしている女性の100%が自民党を支持しているとか。独裁色が強い安倍政権を支持する人やネット右翼には派遣社員、アルバイターが多いといわれる。なぜなのか。 ■独裁者を求める深層心理 「民主主義への意識が激変したからです」とは明大講師の関修氏(心理学)だ。 「たとえば学生運動。昔の若者は民主主義の下で世
2017/09/12 リンク