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私有地侵入、芸舞妓追いかけ…インバウンドの「迷惑行為」に祇園辟易(1/3ページ)
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私有地侵入、芸舞妓追いかけ…インバウンドの「迷惑行為」に祇園辟易(1/3ページ)
2020年東京五輪・パラリンピックまであと1年を切り、ますます増加が見込まれるインバウンド(訪日... 2020年東京五輪・パラリンピックまであと1年を切り、ますます増加が見込まれるインバウンド(訪日外国人観光客)。経済効果が期待される一方で、国内の観光地では、押し寄せる人々が住民の生活に影響を及ぼす「観光公害」への対策が急務となっている。インバウンド人気も高い京都・祇園では今秋から、観光客のスマートフォンにマナー順守に関する情報を自動配信する実証実験が始まるが、果たして効果は。(小川恵理子) 「観光地とちがう」 お茶屋や飲食店が多く立ち並ぶ京都・祇園(京都市東山区)。中でも市道の花見小路通は、老舗お茶屋などが軒を連ねる京都の花街文化の中心地だ。 そんな歴史情緒あふれる町には、数年前から町並みを撮影したり、散策したりする外国人観光客が急増。道幅いっぱいに広がって歩いたり、道路の真ん中で立ち止まって撮影したりと迷惑行為に及ぶ観光客も少なくなく、中には、お座敷に向かう芸舞妓(げいまいこ)を追いか