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【スポーツ異聞】「高校生らしさ」って何? 球児のフェアプレーを過度に期待する高野連と審判
野球の審判が「石ころ」と呼ばれた時代と違って、昨今の審判はあらゆる局面で迅速かつ正確なジャッジが... 野球の審判が「石ころ」と呼ばれた時代と違って、昨今の審判はあらゆる局面で迅速かつ正確なジャッジが求められ、ルールの適用で判断が迫られる。中でも高校野球の審判は与えられた役割と権限が大きく、一度下された判定が覆ることはまれである。1カ月後に迫った夏の甲子園を目指して、地方大会が佳境を迎える中、審判の「権限が強すぎる」という声が一部に根強くある。本来、試合進行の黒子であるはずの審判が「高校生らしさ」を求めるあまり、野球の醍醐味や妙味が損なわれるとしたら至極、残念である。 高校野球は「教育の一環」?プロ野球で今季から導入されている「コリジョン(衝突)ルール」は、実は高校野球にも採用されている。捕手による「走塁妨害」が厳しくチェックされている点はプロ野球と一緒だが、その適用をめぐる混乱や見直しの議論は高校野球では起きていない。もともと相手を傷つける行為がご法度の高校野球では、審判の下したジャッジは
2016/07/17 リンク