【出前講義＠関学】「歴史の審判に恥じない主張を」本紙論説委員

産経新聞社の大阪・東京両本社の幹部社員らが講師を務める関西学院大（兵庫県西宮市）の授業「関西の地域振興と国際化」の講義が２７日、同大で開かれた。この日は大阪本社の鹿間孝一論説委員が「論説『考』」と題し、新聞の歴史を振り返り、社説のあり方について解説した。 授業は同大産業研究所の市川顕准教授が指導。経済学部の学生ら約１５人が受講した。 鹿間論説委員は、「明治に入ってから『物言う新聞』が出てきた」と指摘。戦前、関東一帯で行われた防空演習を信濃毎日新聞の社説で批判し、軍部の怒りを買って退社を余儀なくされたジャーナリストの桐生悠々（１８７３～１９４１年）を紹介。その上で、「将来、歴史の審判を受けても恥ずかしくない主張をすることは論説委員の矜持（きょうじ）。少数派でも必要なことは発言すべきだ」と述べた。

[changpian]

出席者は15人だったか。しかし経済学部はどの新聞社でもこのような連携授業を受け入れているのか？