「ひきこもり」就労支援の場に 江戸川区が駄菓子屋開設へ：東京新聞 TOKYO Web

東京都江戸川区はひきこもり当事者の就労訓練の場として区内に駄菓子屋を開設する。区の担当者は「ひきこもり支援で自治体が駄菓子屋を運営する例は初めてではないか」と話す。区は家賃や人件費などの関連経費七百七十万円を盛った一般会計補正予算案を十四日開会の区議会定例会に提出する。 駄菓子屋は区役所近くの商店街の一角にある二十平方メートルの飲食店跡を利用し、来年一月のオープンを目指す。午前十一時から午後七時まで営業し、希望するひきこもり当事者に一日三時間を限度に働いてもらい、賃金も払う。区が運営を委託する事業者のスタッフが常駐。当事者の「居場所」としてボードゲームなどで遊べるスペースも設ける。 区が昨年度、区内三十五万世帯のうち十八万世帯を対象に行った調査で、二十四世帯に一世帯の割合で計七千九百人のひきこもりがいることが判明。当事者に必要なこととして「就労に向けた準備、アルバイトや働き場所の紹介」「友

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「二十四世帯に一世帯の割合で計七千九百人のひきこもりがいることが判明。当事者に必要なこととして『就労に向けた準備、アルバイトや働き場所の紹介』『友だちや仲間づくり』『短時間働ける場所』」