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絶望しているときにほしかったのは、アドバイスじゃなかった
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絶望しているときにほしかったのは、アドバイスじゃなかった
息子を育てなくても良い、と言ってくれた夫 私の息子は、ダウン症です。 発達がとてもゆっくりで、うま... 息子を育てなくても良い、と言ってくれた夫 私の息子は、ダウン症です。 発達がとてもゆっくりで、うまく話すことはできず、 みんなと同じような読み書き計算などもできません。 でも、心優しく、素直で真面目な、自慢の息子です。 私が息子にたすけられていることの方が多いくらいです。 今でこそなんの不安もありませんが、 息子が生まれたときの私は、不安で押し潰されそうでした。 息子が生まれた日のことです。 4歳上の娘が生まれたときは「おめでとうございます!」と 祝福に沸いていた分娩室が、シンと静まり返っていました。 朦朧とする意識の中で、なんとなく、 おかしいなと不安になったのを覚えています。 数日後、医師が私と夫に「息子さんはダウン症です」と告げました。 ダウン症。障がい児。治らない。発達が遅い。 普通の子どもにはなれない。 頭の中は、たちまちマイナスのイメージでいっぱいになりました。 息子を抱いてい