日産 過去最大の赤字見込み 経営立て直しと関税対応が焦点に | NHK

業績の悪化が続く日産自動車は昨年度の決算の見通しを下方修正し、最大で7500億円の最終赤字になる見込みだと発表しました。抜本的な経営立て直し策の実行に加えて、アメリカのトランプ政権の関税政策への対応も焦点となります。 日産自動車は24日、昨年度1年間のグループ全体の決算見通しの修正を発表しました。 前回の見通しと比べて、売り上げは1000億円多い12兆6000億円に引き上げる一方、最終的な損益は800億円の赤字を見込んでいたのを7000億円から7500億円の赤字へと大幅に下方修正しました。 国内外の工場の資産価値を見直して5000億円を超える減損損失や人員削減などに伴う費用として600億円以上を計上したのが主な要因で、最終赤字の規模は、日産が経営危機に陥っていた1999年度の6843億円を上回り、過去最大となる見通しです。 日産は主力のアメリカ市場などで販売不振が続いている上、競争力の強化

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