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混乱するクラウド、犯人はITベンダー
本格的な“情報爆発”時代を迎え、企業や社会における情報活用戦略は大きく変わろうとしている。並行して... 本格的な“情報爆発”時代を迎え、企業や社会における情報活用戦略は大きく変わろうとしている。並行して、情報システムの構築・運用手法も“所有から利用へ”と確実に変化している。いずれもが、テクノロジーの進化によってもたらされている。クラウドコンピューティングの最新動向と、取り組み方について、ITリサーチ最大手、米ガートナー リサーチの主席アナリストであるエリック・ニップ氏に聞いた。(聞き手は志度昌宏=ITpro) 様々なITベンダーが、クラウドと銘打った製品・サービスを投入してきた。利用企業の側も、既存のアウトソーシング環境を「プライベートクラウド」と呼んだりしている。 様々な「クラウド」の定義が存在することが、市場の混乱を招いている。最大の犯人は、米オラクルや米IBM、独SAPといったITベンダーだ。彼らは、これまでの製品やサービスを中身はそのままに、「クラウド」の名前を付けて売り出している。
2010/12/22 リンク