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RTAF情報部の不定期情勢報告: 第四百七十一段 音速の遅い読書「二つの危機と政治」
今回の音速の遅い読書で取り上げるのは、以下の一冊。 カスピ海に面した石油都市バクーでドイツ人技師の... 今回の音速の遅い読書で取り上げるのは、以下の一冊。 カスピ海に面した石油都市バクーでドイツ人技師の息子として生まれ、その後ドイツに渡り、最終的にソ連の諜報員となって東京から一級の情報を送り続けるも武運拙く特高警察に摘発されて1944年に刑死したリヒャルト・ゾルゲという人物がいる。 現代では「稀代のスパイ」という評価が一般的な彼だが、いやだからこそと言うべきか、彼は日本や中国といった極東情勢についての優れた観察者・分析者でもあった。ゾルゲは、記者としてその分析結果や今後の見通しを雑誌等に発表することで勝ち取った「彼はいい仕事をする人間だ」という評判を原資として、ナチス・ドイツの駐日大使であったオイゲン・オットーや近衛文麿のブレーンの一人であった尾崎秀実との間に一種の信頼関係を構築し、後の一大諜報網の基礎を築きあげていったのである。 本書は、そんなリヒャルト・ゾルゲの手による1930年代日本及
2012/12/09 リンク