「オブジェクト指向」や「アジャイル」では食えない - 設計者の発言

技術で安定的に稼ぐためには、どんな「専門性」を核に据えるかがカギである。その選定に失敗すれば、貴重な現役時代の１０年くらい簡単に無駄使いしてしまう。これを避けるためには、自分の専門性がターゲットとする「市場」をよくよく見定めておく必要がある。 先日、ある超高速開発ツールを活用している技術者の語りを聴く機会があった。彼は最初にハードウエアの設計技術者としてあるメーカーに入社したのだが、そこで製造管理を強化するために独力で生産管理システムを設計・実装してしまった。この経験を生かしてその後ソフトウエア技術者に転身し、ユーザ企業のシステム部門を渡り歩いてきた。現在所属しているメーカーでは、彼のおかげでシステム部門のプレゼンスが高まって感謝されているという。キャリア経験の中から「自分と家族を食わせてゆくための源泉」を見つけ維持している立派な技術者だと感心させられた。 特定の超高速開発ツールを利用して

[rgfx]

ほんまこれ。そして技術に興味が無いのではなくて、目的のためなら技術は選ばない、なんでもその場で習得して使いこなしていくという姿勢ですよね。聞こえの良い技術に執着しないことが大事。

[turanukimaru]

「分野（ドメイン）」に固有な知見、を体系化し明文化する手法こそがオブジェクト指向だと思うのだが、これなしでどうやって知見を共有すればいいのだろうか？具体的な方法を探してるのだが見つからない。

[roshi]

ツールはあくまで目的を実現するための手段でしかないからなー。”ドメイン固有の知見を身につけることにこだわる”ってのも納得。

[htbman]

これきのうくらいにバズった技術者の勉強に対する意見だったら最低だ。オブジェクト指向を理解せず手続き的な発想しかできない人間に設計してほしくない。

[khtno73]

SI受託開発の観点ではこの記事の通り。顧客は開発形態ではなくシステム導入、運用のベストプラクティスをこそ求める/内製主体でアジャイル明言の会社へなら流儀を知ってることで採用されやすいことはあるだろうけど。

[bouzuya]

言いたいことはわかる。その上で言いたいのは、固執するわけではないが望むものを選べる（これをこだわりと見られるかもしれないが）ことこそが幸せだと信じている。

[kastro-iyan]

“餅は餅屋で、実装方針に関する判断は受注側にまかせたほうがいい。また、アジャイル手法にこだわるクライアントはシステム要件をとりまとめる責任を放棄している可能性が高い。”

[cyokodog]

“その意味でも「技術オタク」は危ういのである”

[sagar]

正しいし大事なこと。ただ一方で「稼げないことは重々分かっているけどこの技術に自分の人生を使いたい」という選択をすることを否定しないことも大事。

[peppers_white]

基礎とか礼儀であって必要な技術は別にある、(ただそれがないと管理や維持で大変な目にあうときもあるけど)

[bele_m]

これは割と正しいと思うんだよな。自分が優位に戦えるドメインを見つけるのが大事。どんな技術でも一緒。

[mmuuishikawa]

九大病院の話ですね

[ledsun]

ユーザーに近い（わかりやすい）ことが専門の方が食えるよな。自分が何の専門家かは（雑に言うと）「（最近の実績をもとに）言ったもん勝ち」てソフトスキルズに書いてあった。自ら誇るものとは違ってもいいのかも

[satetsu_inu_v2]

「オブジェクト指向」や「アジャイル」のコンサルになれば解決。

[tzt]

技術的手段に興味がないというのは古き良き時代のままの牧歌的な態度だと思うが、多くの客がそうである以上は個人の生存戦略としてはそれに合わせるのがいいのだろうな。

[suginoy]

“「特定ドメイン向けソフトウエア開発の専門家」になるためには、「その分野のエンドユーザと直接交渉できる立場」にあることが欠かせない。”