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レール点検、歩いた500キロ 北陸新幹線の保線区長:朝日新聞デジタル
北陸新幹線の開業を目前に控えた14日未明。線路の保守作業などを担当するJR西日本の富山新幹線保線... 北陸新幹線の開業を目前に控えた14日未明。線路の保守作業などを担当するJR西日本の富山新幹線保線区長、川添雅弘さん(41)が専用の車両に乗ってレールを走った。ぎりぎりまで自分の目で確認するためだ。1年3カ月、歩いて確認した区間をチェックし直した。 開業準備室の課長代理だった2年前からレールを見つめ続けてきた。新幹線の建設は鉄道・運輸機構が実施するが、設計通りに造られたかどうかは、運行を担うJR西の担当者が確認する。2013年4月から昨年7月まで、雨の日も雪の日も、決められた日程通り歩いた。 進むのは1時間で1キロほど。ひざを折りながら、レールを押さえるバネの設置状況などをひとつひとつ確かめた。足の痛みに耐え、晴れた日に見える立山連峰や日本海の自然に驚きながら。上越妙高駅(新潟県)の近くから金沢駅、その先の白山総合車両所(石川県)まで、歩いた距離は延べ500キロにもなった。 そして迎えた開業
2015/03/15 リンク