火星の衛星に探査機、物質持ち帰る計画 ＪＡＸＡ：朝日新聞デジタル

宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は９日、火星の衛星に探査機を着陸させて表面物質を持ち帰る計画を、政府の宇宙政策委員会小委員会に報告した。２０２０年代前半の打ち上げを想定。小惑星探査機「はやぶさ」や１９年度に打ち上げ予定の小型の月面着陸探査機の経験をいかせば技術的に可能だとＪＡＸＡ宇宙科学研究所が判断した。 計画はおおむね了承された。さらに詳細な検討を行い、ＪＡＸＡとして正式に決める。１月に決定された宇宙基本計画で今後１０年間に３機打ち上げるとされた宇宙科学・探査分野の中型機の１号機という位置づけ。持ち帰った物質を分析して衛星の成り立ちなどを調べる。衛星はフォボスとダイモスの二つあるが、どちらに着陸するかは未定。続く２号機には太陽観測衛星などが検討されている。

[halca-kaukana]

｢1月に決定された宇宙基本計画で今後10年間に3機打ち上げるとされた宇宙科学・探査分野の中型機の1号機という位置づけ/2号機には太陽観測衛星などが検討されている｣

[kotetsu306]

サンプルリターンは日本のお家芸…となることに期待