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「茶のしずく」集団訴訟、初めて原告全員が和解:朝日新聞デジタル
「茶のしずく石鹼(せっけん)」(旧商品)で小麦アレルギーが発症したとして、熊本県などの男女33人... 「茶のしずく石鹼(せっけん)」(旧商品)で小麦アレルギーが発症したとして、熊本県などの男女33人が化粧品会社の悠香(福岡県大野城市)などに損害賠償を求めていた訴訟で、熊本地裁(中村心裁判長)で14日、和解が成立した。原告側に総額約5020万円を支払う内容で、原告弁護団によると、「茶のしずく石鹼」をめぐる集団訴訟で原告全員が和解するのは初めてという。 原告は20~60代の男女で、熊本県の31人と大分、鹿児島両県の各1人。販売元の悠香と、製造したフェニックス(奈良県)が和解に応じた。製造に関わった片山化学工業研究所(大阪市)については原告が訴えを取り下げていた。 訴状によると、33人は2004~10年に販売された「茶のしずく石鹼」を使い、小麦アレルギーによる皮膚障害や呼吸困難などの症状が出たと主張。1人あたり1500万円、計約5億円の損害賠償を求めていた。 詳しい和解内容は明らかにされていない
2015/12/15 リンク