朝日新聞社デジタル：支援のおにぎり、３０度の野外に２時間 宇治の食中毒 - 関西ニュース一般

豪雨で孤立状態になった京都府宇治市の炭山（すみやま）地区などで住民が食中毒症状を訴えた問題で、府山城北保健所は１９日、支援物資のおにぎりから黄色ブドウ球菌を検出した、と発表した。おにぎりを常温で保管したのが食中毒の原因として、同日、市に口頭で注意した。 保健所などによると、おにぎりは豪雨翌日の１５日未明に市内の業者が製造。冷蔵車で保管し、同午前９時半に市に納入した。その後、市の施設で常温で保管されたが、午後２時ごろにヘリで搬送するまでの約２時間は、気温３０度の野外に置かれていた。業者から菌は検出されなかった。 地区の住民らは、市に医療費の補償を求める方針。

[kechack]

午後２時ごろにヘリで搬送するまでの約２時間は、気温３０度の野外に置かれていた。業者から菌は検出されなかった。