神戸新聞NEXT｜社会｜姫路城の冬の風物詩中止 松の「こも巻き」逆効果

兵庫県姫路市は２７日までに、世界文化遺産・国宝姫路城で毎年行ってきた冬の風物詩「こも巻き」を、今年からやめることを決めた。松の木を害虫から守るために１９６０年代から続けてきたが、専門家から「効果がないどころか逆効果」と指摘を受け決断したという。 こも巻きはマツクイムシなどの害虫を、わらで編んだこもに誘い込み駆除する。姫路城では毎年、立冬に合わせクロマツなど約３５０本に施していた。 市によると、２００２年から姫路工業大（現兵庫県立大）が姫路城で行った調査で、駆除されるのは「（害虫を食べる）クモなどの益虫が多い」との結果が出たが、春先の「こも外し」と合わせ親しまれていることから判断を留保してきた。 だが昨年末、姫路城内樹木パトロール会議会長の服部保・兵庫県立大名誉教授から「すぐやめるべき」と指摘され、中止を決めた。 「風物詩がなくなるのは残念だが仕方ない」と市姫路城管理事務所の石川博樹所長。中

[takehikom]

悲喜こもごも

[matsuokahajime]

定番の季節のニュースだったのに残念ね。代りに何か70万円でできる定例行事を考えなければ。

[wdnsdy]

伝統といっても昭和になってから始めたみたいだし、他所でやってるのを形だけ真似するようなもんだと逆効果になることもよくあるんだろうなあ…

[novak777]

これは姫路城の松だけの話なのか、それともこも巻き全体に通じる話なのか。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[agrisearch]

「２００２年から姫路工業大（現兵庫県立大）が姫路城で行った調査で、駆除されるのは「（害虫を食べる）クモなどの益虫が多い」との結果が出たが、春先の「こも外し」と合わせ親しまれていることから判断を留保」

[gyogyo6]

「松の木を害虫から守るために１９６０年代から続けてきたが、専門家から「効果がないどころか逆効果」と指摘を受け決断」

[maturi]

服部保・兵庫県立大名誉教授から「すぐやめるべき」と指摘され、中止を決めた。 　「風物詩がなくなるのは残念だが仕方ない」と市姫路城管理事務所の石川博樹所長。中止により約７０万円の経費が節減されるという。