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今週の詩 | 夏の歌 蒲原有明
薄ぐもる夏の日なかは 愛欲の念(おもひ)にうるみ 底もゆるをみなの眼(め)ざし、 むかひゐてこころぞ... 薄ぐもる夏の日なかは 愛欲の念(おもひ)にうるみ 底もゆるをみなの眼(め)ざし、 むかひゐてこころぞ悩む。 何事の起るともなく、 何ものかひそめるけはひ、 執(しふ)ふかいちからは、やをら、 重き世をまろがし移す。 窓の外(と)につづく草土手。 きりぎりす気まぐれに鳴き、 それも今、はたと声絶え、 薄ぐもる日は蒸し淀む。 ややありて茅(かや)が根を疾(と)く 青蜥蜴(あおとかげ)走りすがへば、 ほろほろに乾ける土は ひとしきり崖をすべりぬ。 なまぐさきにほひは、池の 上(うは)ぬるむ面(おも)よりわたり、 山梔(くちなし)の花は墜(お)ちたり、―― 朽ちてゆく「時」のなきがら。 何事の起るともなく、 何ものかひそめるけはひ、 眼(ま)のあたり融(と)けてこそゆけ 夏の雲、――空は汗ばむ。 蒲原有明の『夢は呼び交す』には、思わず書き写したくなることばが、あちらこちらに見える。たとえば、いわく
2011/05/24 リンク