独首相がギリシャ問題解決に否定的見解、合意期待が後退 | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

７月１９日、ドイツのメルケル首相はユーロ圏首脳会議について、ギリシャ債務危機の解決に至る最後の１歩とはならないとの見方を示した。１１日撮影（２０１１年 ロイター/Tobias Schwarz） ［ブリュッセル／ハノーバー（ドイツ） １９日 ロイター］ ドイツのメルケル首相は１９日、２１日に予定されているユーロ圏首脳会議について、ギリシャ債務危機の解決に至る最後の１歩とはならないとの見方を示し、２１日の解決策合意への期待に水を差した。 同首相は、１つの解決策でギリシャ危機がなくなるとの期待は非現実的と指摘。これを受けユーロは対ドルで下落した。２１日の会議に対する要求は多大だが、会議はギリシャ問題解決に向けた１つのステップにすぎないとの認識を示した。 オバマ米大統領は１９日にメルケル首相と会談。ホワイトハウスは「両首脳は、欧州経済と世界経済の持続的回復には、危機に効果的に対処することが重要

[news_creeper]

独首相がギリシャ問題解決に否定的見解、合意期待が後退